アルギン酸とアルギン酸塩

山東潔晶

食品級のアルギン酸ナトリウム


アルギン酸ナトリウムは一種の白色または淡黄色の顆粒或は粉末であり、匂いがほとんどない。高粘性・高分子の化合物で、典型的な親水性ゾルでもある。その安定性、増粘・乳化性、水溶性及びゲル化性のおかげで幅広く食品・医薬、捺染などの業界に用いられている。


安定性の典型的な応用:

アルギン酸ナトリウムはデンプン、ゼラチンの代わりにアイスクリームの安定剤として用いられる、氷晶雪の形成を抑制しアイスクリームの口当りを改善できる、甘いスープアイスクリーム、アイスシロップ、アイス牛乳などの混合飲料を安定させることもできる。精製チーズ、泡立てた生クリーム、クリームチーズのような多くの乳製品はアルギン酸ナトリウムの安定性は食品・包装物との粘性を下げ、乳製品を安定させ、アイシングの裂けを防止するよう、その上の覆いとすることができます。

   

 

増粘・乳化性の典型的な応用:

製品の安定性を上げて、できるだけ液体を漏れさせないようアルギン酸ナトリウムはサラダドレッシング、プディング、ジャム、トマトペースト、缶詰め製品の増粘剤として用いられている。

 

水溶性の典型的な応用:

乾麺類、豆そうめん、米の粉を作っているときにアルギン酸ナトリウムを入れれば、製品組織の粘性を改善でき、張力が強くなり、湾曲度が大きくなり、繊維破断率が下がる。特に生麩の含有量がより低い小麦粉に対して効き目がさらにある。パン、お菓子などの製品にアルギン酸ナトリウムを入れれば、製品内部組織の均一性及び保水性が改善され、貯蔵時間が延ばされることができる。冷凍の甘い食べ物製品にアルギン酸ナトリウムを入れれば、香りの消散を抑制し、融点を上げる熱核融合保護層ができる。

ゲル化性の典型的な応用:

アルギン酸ナトリウムは各種のゲル食品の調製に用いられ、良好のゲル形態を保つことができ、液体滲み・収縮がなく、冷凍食品・人造の食品の模倣品に適用する。空気に直接接触させない、貯蔵時間を延ばすように保護層として果物・肉・とりにく、水産品の上に覆われる。パンの糖衣、餡の充填材、お菓子のトッピング、缶詰食品などの自動凝固形成剤として用いられる。高温、冷凍、酸性媒質中に依然としてもとの形体を維持できる。寒天のかわりに、歯にくっつかなく、弾力性があり、透明的な水晶ゼリー菓子に作られる。

   


アルギン酸ナトリウムは人体の不可欠な食物繊維で、独特の栄養があり、有機物と結合し、血清・肝臓のコレステロールを下げ、総脂肪及び総脂肪酸の濃度向上を抑制し、栄養物質の消化・吸収を改善し、放射性のストロンチウム、カドミウムなどの有害物質の体内での吸収を抑制できる。アルギン酸ナトリウムで調合された保健食品を長期にわたって食用にすれば、高血圧、冠状動脈心臓病、肥満症、糖尿病及び腸疾病の治療に役に立つ。

このほか、アルギン酸ナトリウムも飼料の粘着剤、ペット食品の粘着剤、化粧品の原料単体などとして用いられる。


執行基準:

国家基準GB1976—2008,顧客のニーズによって、E401、FCC Ⅲ版の基準に合っている製品も生産できる。

食品級のアルギン酸ナトリウム

梱包仕様:

混合袋:25キログラム/袋